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2007年4月17日 (火)

仕事とはいえ・・・

今日、先週聞けていなかった「山里亮太のヤンピース・フライデースペシャル」を聞いていました。2年連続吉本芸人ブサイクランキングナンバー1の山里さんに対して用意されたスペシャルウィーク企画は

『山ちゃんモテ男改造講座!! 電話DEプロポーズ大作戦〜〜!』

「山ちゃんがモテ男になれる女子がキュンとなっちゃうような口説き文句を募集し、女性リスナーに生電話をかけて、 そのモテゼリフを使って生告白!」というもの。ブッキングされたゲストはイケメン中のイケメン「タッキー」こと滝沢秀明さん。

まあ、こうくれば展開と企画意図は読めてしまいます。

予想通り、山里さんが何を言おうと「タッキーと話したい」のオンパレード。中には滝沢さんと話せた喜びで泣き出す女の子が出る始末(本当に嬉しかったんでしょうね。聞いていて「えっ?!そこまで・・・」と思う半面そのピュアさに、ちょっとほっこりした気分になったりしました)。人は生まれながらに平等であると言う美しい言葉の嘘をまざまざと見せつけられるかのような有様でした(とはいえ電話出演の女性リスナーさんたちが一応山里さんに気を遣っていたのと丁寧にお礼を言っていた人が多かったのが好印象でした)。見事な山里さんの道化師っぷりでした。キモキャラ山里亮太ここにありって感じで、滝沢さんとのギャップをこれでもかと表現されていました。リスナーのノリもお約束通りの落としっぷりで、なかなか面白い放送でした。

でもね、

山里さん、本当のところはどう感じてるのかなあなんてことを考えてしまいました。
こういう感じのことって、別にテレビやラジオの中だけでなく、普段の生活でもけっこうあったりします。芸人じゃなくてもこういう目に遭う事ってあったりします。まあそれが現実だし、しょうがない話だと納得はするんですけど、

けっこう凹むんですよね。

今回の企画内容とその意図からすれば、リスナーさんのリアクションは大正解ですし、番組サイドの狙い通りに展開したと思います。山里さんもリスナーの期待通りの姿を見せてくれましたし、おおいに笑える放送でした。バラエティラジオのパーソナリティとしてはいい仕事を聞かせてもらえたと思います。でも、「イジラれてなんぼ。バカにされてなんぼ。それがお笑い芸人の仕事。お前はそれで高いギャラもらってんだから」とは言うものの、あそこまで一方的にパンチを浴び続けるのはノリだと解っていてもキツイものがあるんじゃないかなあなんて思いました。仕事とはいえ辛いときもあるんじゃないでしょうか。夜一人になって枕を涙で濡らしてるなんてことがなけりゃあいいんですけどね。

まあ実際は家に帰れば綺麗なおねえちゃんに優しく慰めてもらってるのかもしれませんが。

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