素晴らしい企画でした「俺たちのオールナイトニッポン40時間スペシャル」
2月25日朝方まで続いたニッポン放送「俺たちのオールナイトニッポン40時間スペシャル」ですが、長かったですが素晴らしい企画だったと思います。私としては40時間録音に挑戦しましたが、結果的には3分の1も録音出来なかったですね。ほとんどが「ザーーーー」っていうノイズでした。聞けた分でも雑音が非常に多いです。まあ大阪の部屋の中でラジカセで聞いていたので、少し聞けただけでも上出来なんですが。
ただ、長過ぎて、そこそこ聞こえる分も全部聞けていません。いつも聞いてる番組も新しい放送がどんどん流れていきますので、合間にのんびり聞いていきます。
懐かしい声が聞けたというのももちろんですが、土曜日の2部の時間帯の荘口さんのパートが良かったです。全体的に30代以上、人によっては還暦くらいの方が懐かしいパーソナリティが多かったので、90年代以降の話題を集めたこのパートはいいなと思いました。
というのは、「オールナイトニッポン」っていうのは終わってしまった番組じゃなくて今も続いている番組なんですよね。2000年に終わった番組でも、もう7年も経っている訳です。そして40年前に18歳で聞いていたリスナーもいれば、今18歳で聞いているリスナーもいる訳です。カメ&アンコーさんやビートたけしさん、タモリさんたちの放送だけが「俺たちのオールナイトニッポン」では無いはずです。今20代半ばくらいでしたら、90年代や2000年あたりの放送が懐かしいリスナーもいるはずです。私自身は荘口さんのパートに出演されていたパーソナリティの放送は聞いた事がなかったのですが、そういう比較的最近の年代のリスナー向けのゾーンもちゃんと用意していたんだなと嬉しく思いました。「オールナイトニッポン」という番組は今も続けていること、続いていることが素晴らしいのですから。
70年代のパーソナリティも無茶な企画をたくさんやっていたようですが、90年代のパーソナリティも面白いバカ企画やってたんですね。特に「チンポ3兄弟」は爆笑しました。福山雅治さんと西川貴教さんと加藤晴彦さんという夢のようなユニットなのに楽曲が「チンポ3兄弟」・・・「オールナイト3兄弟」の頃は「オールナイトニッポン」聞いてなかったので聞いときゃ良かったなと今更ながら思いますね。
最後の大トリが飯田コージアナっていうのも面白いなと思いました。まあ最初はこれだけの豪華ラインナップの中で「なんでやねん???」って思ったんですが、40周年を迎えて、新しい世代へ繋ぐという意味を考えると、良かったのかもしれないなと思いました。
歴史の厚みとバカラジオ伝説を聞かせていただけた「俺たちのオールナイトニッポン40時間スペシャル」でしたが、素晴らしい企画であったことを前提として、残念だったこともあります。
ひとつはやっぱり長過ぎること。仮眠を取りながら40時間聞き続けた方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱりかなり無理があると思います。
もう一つはやっぱり全国ネットでやってほしかったということ。確かに「オールナイトニッポン」はニッポン放送の番組ですが、ニッポン放送以外の放送局で聞いていたリスナーも何万・何十万人といるはずです。私のブログにも地方局で聞けるかどうかを調べたような雰囲気のアクセスがありましたし、他の方のブログでも地方局で聞きたいという意見がいくつかみられましたので、そういう全国のリスナーにもちょっと考慮してほしかったですね。
この2つは1〜3時の本来の「オールナイトニッポン」の時間帯で1ヶ月くらいかけてやっていれば両方クリアできたと思うんですよね。深夜の生放送が難しいなら録音でもいいのでこの企画、本来の「オールナイトニッポン」の時間帯でやって欲しかったですね。
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