見るに忍びない・・・

3月16日に録音していたMBSラジオを聞いていると、サンデースペシャル枠でセンバツ高校野球の特番が放送されていました。その中のコーナーで、思い出の名場面的なコーナーがあって、過去の延長再試合の実況が流されていました。そしてそれはたまたまなのか意図的なのかエラーがらみの試合が多かったのです。

私はあんまり高校野球は好きじゃないのですが、たまに偶然テレビ付けたらやってたりして、接戦だったりすると根は野球が結構好きなもので、そのまま没頭して見たりするのですが、接戦であればあるほど思う事があります。それはエラーで試合が決まらないでくれ・・・ということです。

高校野球っていうのは結構エラーがつきもので、文字通り血の滲む努力で鍛え上げてきた選手なのにやってしまうことが少なからずあったりします。試合に大して影響の無いエラーなら全然いいのですが、最終回一打サヨナラの場面での落球やトンネルはテレビを見ていても「ああっ!!!」と絶叫して、その後時が止まったような感覚になります。そしてその後まず例外無くエラーした選手は糸の切れた操り人形のようにグラウンドに力なくしゃがみ込みます・・・人生最高の晴れの舞台ともいえる甲子園でやらかしてしまった落胆、仲間への申し訳無さ、内心「あいつのせいで」と思っても仕方が無いのに励ましてくれる周囲の優しさ・・・その姿が見るに忍びないんですよね。変な話ですが今回も過去の実況録音聞きながら、ちょっと泣きそうな気分になってしまいました（笑）