「おはようパーソナリティ道上洋三です」夢野球
ここ数日ちょっと体調が悪くて、仕事はしていたものの家に帰ってすぐ寝ていました。3月20日はABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」31周年記念の萩本欽一監督率いる茨城ゴールデンゴールズとABCドジョーズの試合「夢野球」だったのですが、朝起きてしんどかったら止めようかと思ったのですが、休養が効いたのか、なんとか復活したので京セラドーム大阪に行ってきました。
開門の12時ちょい過ぎくらいにJR環状線大正駅に着いたのですが、休日とあって電車はそこそこ混んでいます。駅に着いて降りようとすると周りの人が一斉に下車し、電車がガラガラになってしまいました。「この人達、みんなリスナーさん・・・」いつもながら「おはパソ」のイベントはすごいものです。この時点ではまだプレイボールの2時間前です。
京セラドーム大阪に着くと記念グッズを売っていましたので、タオルを買おうかと見てみると既に売り切れ・・・まだプレイボールの1時間半前です。外野席の売店にはまだあるだろうとのことで、外野席に向かうとありましたので、購入しました。ちょっと時間が掛かってしまったのでABCドジョーズの練習は見られず・・・残念でした。
座席を探すと、先行予約で抑えただけあって1類側の最前列のブロックの後方端席でなかなかいいところです。見回すと京セラドーム大阪全体の半分超は既に埋まっています。さすがに外野2階席は解放しなかったようですが、当日売りの外野席も3分の1くらいは埋まっています。ロビーは人だらけで、これが全部「おはパソ」リスナーかと思うとちょっと恐ろしくなってきました(笑)。放送聞いてるときは一人ですけど、電波でこれだけのリスナーさんと間接的に繋がってるんですよね。
最終的には2万1千人を超えたそうで、茨城ゴールデンゴールズの試合の観客としても過去最高、また「おはパソ」のイベント史上でも最高の観客動員で関西のラジオの単独番組のイベントとしてはケタ外れの動員人数なのですが、なにせ京セラドーム大阪は箱がデカイ。30周年記念の大阪城ホールの倍くらいの人がいらっしゃるのに空席がけっこう見えています。外野2階席はスッカラカンですしね。
道上さんや萩本さんのマイクパフォーマンスを交えながら、オープニングセレモニーの後、いよいよ試合開始。「夢野球」とはいったいどういうものなのか・・・ガチの真剣勝負なのか?それともコント仕立てのコミックベースボールなのか・・・答えはちょうど中間みたいな不思議な試合でした。
ABCの誇るアノンシスト賞実況アナ伊藤史隆アナの実況が解説の吉田義男総監督のヤジまがいの解説(茨城ゴールデンゴールズの元プロ選手に対する恫喝まがいの発言など。これがめちゃくちゃ面白かったです)も含めて、試合中もグラウンドに流れっぱなしで、「低め狙とる」などスパイどころではない普通の野球では考えられないことも平気でおっしゃっていました。加えて同じ選手が2回登場など、その場のノリでの変則ルールもありで、無茶苦茶といえば無茶苦茶でした。
しかし、一つ一つのプレーとしてはガッチリしていて、おちゃらけてやってるような感じには感じなくて、しっかりした野球を見ているという感じでした。普通の野球ではなく、それでいてふざけて遊びでやってるようにも感じない、とにかく不思議な印象の試合でしたね。
最初のABCドジョーズのスターティングメンバーは、掛布さんを初め、マジで私が子供の頃のプロ野球のオールスターのような布陣でした。が、やはり還暦を過ぎようかという方もいらっしゃいます。野田投手や村上選手はさすが元プロって感じでしたが、かなり往年のスタープレーヤーは、スピードが遅い、送球が緩い、走れないと正直さんざんの方もいらっしゃいました。ぶっちゃけいいますと、若手の元プロとリスナーさんのトライアウト組とABCアナの若手組とニチダイさんの混成チームならもっといい試合になったかもしれませんね。
試合は結局8対0で茨城ゴールデンゴールズの勝ちでした。大差が着いた原因はフォアボールですね。ランナー溜めて一発とか押し出しの連続が痛かったです。もし阪神がこんなゲームやったら道上さんは翌朝大変な剣幕で罵倒の嵐ではないかと思います(笑)
ちょっと個人的に興味があったのは茨城ゴールデンゴールズの女子選手、片岡安祐美選手がどういうプレーをするのかっていうのがあったのですが、正直びっくりしました。あんまりハイレベルな女子の野球を見た事がないので、どうしても女投げ(手首などのスナップでスローイングじゃなくて腕を大きく後ろに反らせて体全体で投げるような投げ方)やバットを担いでのスイングのイメージがあったのですが、スローイングも滑らかですし、スイングもシャープですし、確かに男子選手に比べると思いっきり小柄で非力そうには見えますが、失礼な言い方かもしれませんが、普通に野球選手だと思いました。秋吉さんのレベルとは全く×10くらい違いますね。
ちょっと面白かったのが、妹尾さんと柴田アナがなんかやると、ひと際スタンドが笑いで湧いたこと。あのお二方は見事にイジラレキャラとしてリスナーさんに愛されていますねえ。
そうそう、リスナー代表67歳の田出投手も登板されていました。確かに球速は遅かったですが、なかなかコントロール良かったですね。しかし、道上さんも含めて還暦過ぎてもお元気ですね。私はまだまだ還暦にはほど遠いですが、負けそうです。
非常に楽しかった「夢野球」でしたが、トイレに行ってて江夏投手VS萩本欽一監督が見られなかったのが残念でした。
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