容疑者Xの献身

久しぶりに映画を見てきました。作品は「容疑者Xの献身」。ドラマも全部見ましたし、「魂ラジ」ファンとしては見ておかないとなと思い行ってきました。私は映画をほとんど見なくて、この前に見た映画は「三丁目の夕日」でした。それもきっかけは「ヤンピース」で東さんが絶賛してたので興味が湧いたからでした。ここんとこラジオ絡みで映画見てますね。

大ヒット上映中のようですが、もうそろそろ空いてるかなと思って行ったのですが、200席少々のシネコンでしたが半分以上は席が埋まっていました。客層は特に若い女性ばっかりって訳でもなく、老若男女とりまぜてって感じでした（カップルが多かったかな？）。最近のシネコンって綺麗で席もゆったり目でいいですね。

さて、映画の感想は、見るにしたがって「魂ラジ」リスナーさんの感想の意味が一つ一つ繋がっていくような思いがしました。福山雅治さんのカッコ良さもあったのですが、個人的には寂しく悲しい男を演じた堤 真一さんに引き込まれましたね。
観終わって泣きましたっていう感想を多く聞いていたのですが、私はあんまり泣けませんでした。なんか重い気分になってしまいました。それは、真実を暴いた湯川や内海を含めて、エンディングが誰も幸せにならなかったように思えたから。ネタバレみたいになっちゃいますが、まだ花岡親子が後ろめたさを背負いながらも石神に感謝する・・・みたいなエンディングの方が個人的には良かったかもしれません。出所後結ばれるのかどうかは解りませんが、献身が報われなかった石神の最後の号泣があまりに悲しかったです。すべては一人のしつこい男の為に周りの普通に暮らしている人々が巻き込まれてしまったような事件のストーリーなのですが、そういう話って現実にもあるんでしょうね。
そんなこんなでエンディングの「最愛」も、エンディングシーンには合った曲だとは思ったのですが、重さが増幅されたような感じでした。

11日の「魂ラジ」は、わが地元大阪からの生放送で、たまたま生で仕事をしながら聞いていたのですが、だからどうやねんってなもんなのですが「へえ〜福山さん大阪にいるんだ」と、ちょっとどこで放送してるか探しに行きたい気分になりました（OBCだったのかな？）。わざとなんでしょうけどちょっと大阪弁混じりな感じでしたね。福山さんも荘口さんもアメ村知ってるんですね。
緒形拳さんご逝去の話はされると思っていましたが、やはりありましたね。以前からよく緒形拳さんの話をされていて、あまり映画やテレビを見ない私としては福山さんの話から緒形拳さんについて知ったような感じです。素晴らしい役者さんだったんですね。