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2009年3月22日 (日)

さよなら「ゴー傑P」

MBSラジオの土曜の超深夜番組「ゴー傑P」が他の番組より一足早く最終回を迎えました。
MBSラジオにはかつて「ゴーゴーモンキーズ」という芸人さん中心の1時間のバラエティ番組がありまして、終了後、その流れを汲む陣内智則さんメインの「ゴーJ!」、吉本新喜劇座長の小藪千豊さん、笑い飯さんの「ゴー傑P」、麒麟さんメインの「ゴーK!」という3つの番組が出来ました。麒麟さんの東京進出の影響なのか「ゴーK!」が最初に終わり、今春の改編で「ゴーJ!」、「ゴー傑P」も終了し、ゴーシリーズの番組はすべて終了となります。

「ゴー傑P」はタイトルも変わったタイトルですが、他のゴーシリーズとは番組テイストも一風変わったものでした。他の番組は芸人さんを中心に女性タレントなどとしゃべりありネタコーナーありでワイワイと進めていくMBSスタイルのバラエティだったのですが、「ゴー傑P」は“豪傑をプロファイリングする”というコンセプトで、翻訳家の方や航空評論家の方、カリスマ添乗員の方やAV監督の方など個性的なゲストを迎え、様々なお話を聞くというスタイルの番組でした。と書くとタダのインタビュー番組のようですが、時にちょっと失礼とも思える質問を突っ込んだり、「飛行機はラブホテルだ」とかいうゲストが別に主張していないようなことを無理矢理言わせたり、納得いかないと徹底的にゲストにも理詰めでやり込めたり、また、リスナーからテーマに沿ったメールを募集したりもするのですが、それを小藪さんが突然キレて罵倒し始め、ボロカスに言いまくったりと非常に変わったノリを作り出す番組でした。

当初私はこの小藪さんが突然キレだしリスナーを罵倒するノリがあまり好きではなく、意図的にやってるにしてもリスナーにそこまでやるのはいかがなものかと思っていたのですが、回を重ねるにつれて笑い飯さんが時にノリ、時に反論し、時にフォローするという変幻自在のリアクションを見せてくれるようになり、型にはまらないどこに向かって話が進むか解らない非常に個性的な番組となり、すごく楽しみな番組となりました。なかなか他の番組で「ゴー傑P」の雰囲気を例えるのは難しいのですが、「ナインティナインのオールナイトニッポン」より「伊集院光の深夜の馬鹿力」に近いノリって感じでしょうか。こういう一風変わった雰囲気の番組がすごくMBSラジオっぽさがあるなと思っていました。

東京に来て以来、毎週聴いてはいたのですが、電波状態が悪いうえに、なにぶん深夜2時からの放送で、途中で寝てしまう事が多く、最終回はいい電波状態で聞きたいなと思い、レンタカーを借りて静岡あたりで聞こうかと思い、レンタカー屋に電話をしたのですが、世間は3連休ということでなんと借りられる車が無いということで挫折・・・なので深夜2時から外で携帯ラジオで聞こうという作戦に出ました。我ながらバカだと思います。

さて深夜2時となり放送が始まったのですが、いきなり音楽が流れ謝罪告知・・・度肝抜かれました。そしてウケました。おそらく「誠のサイキック青年団」のパロディなんでしょうね。そしてその後は某掲示板等に書き込んでいるリスナーに対しての罵倒の嵐。そういえば番組開始当初このネットへの書き込み話で気に入らないのに何故聞くのか?匿名で批判や文句いうならスタジオに来て言ってくれ!!などよく罵倒されていました。私はスタジオ行けるのなら行きたいなあとか思ったのですが、止めときました。なぜなら文句があんまり無かったから。肯定的なリスナーが行っても仕方ないので。

今日はゲストコーナーあるのかな?と思っていると録音でしたが元MBSアナウンサー、「MBSヤングタウン」木曜日で笑福亭鶴光さんとのコンビで大人気だったかつての深夜放送のカリスマパーソナリティ角淳一さんがゲストでした。なかなか面白いお話でしたが、できれば生出演で笑い飯さんとも絡んで欲しかったなあ。番組終了についてエロが過ぎて上層部に怒られたとかいう話もありましたが、その話でおっしゃっていた角さんの“深夜放送は怒られる為にある”というようなお言葉は深夜放送リスナーとしてはなかなか興味深いお言葉でした。谷村さんの「うんこ in うんこ」の話もありましたが懐かしいですね。
無難にやるより攻めて番組が終わる事が勝ちみたいな話がありましたが、確かに「ゴー傑P」は間違っていなかったと思います。エロで怒られたとかいう話もありましたが、「ゴー傑P」でやっていたエロなんて怒られるようなもんじゃなかったと思います。そして小藪さんがおっしゃっていた記憶に残るラジオにしたかったというのは、ある程度リスナーに伝わっていたと思います。放送でヌルいと罵倒されていた「MBSサウンドキングダムー音楽王国ー」や「ゴチャ・まぜっ!」も面白い番組だと思いますが、その特異性において「ゴー傑P」は現在のMBSラインナップの中で一番だったと思います。

この番組にはいろんなノリがありましたが、最後にKGノリが聞けて嬉しかったです。笑い飯の哲夫さんの出身大学である関西学院大学(略してKG)を絡めて上げたり下げたりボケたりするノリなのですが、あまりの無軌道な流れに始めて聞いたときは笑いまくりました。このKGノリ好きだったんですよね。

そして3年間の番組の歴史の最後を飾るトークは小藪さんの加護ちゃんカワイイというどーでもいい話・・・こういう話で締めくくるのもなんか「ゴー傑P」らしい感じで良かったです。

結局深夜2時から3時間、時に声を出しながらニヤニヤ笑いながら東京の街を歩きながら聞いていました。すれ違う人もいましたが怪しいヤツと思われたかもしれません。ラジオを聞くだけの為に徹夜で外をウロウロとホント我ながらアホやなあと思いましたが、部屋の中でも聞ける事は聞けるのですが、少しでも最終回は綺麗な音で聞きたかったんですよね。
番組終了の真の理由は放送内での発言なのかどうか解りませんが、個人的にはスポンサーが付かなかったことと、それにしては比較的知名度のある芸人さんが3人長い時間生で出演していて、しかもゲストを呼んでと出演料もかかるという辺りが終了理由なのかな?と推測していますが、「変わった事やるMBSラジオ」の真骨頂みたいな番組だったと思うので、こんな個性的な深夜番組らしい深夜番組を終わらせるのは非常に残念だと思いますね。

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コメント

随分昔の記事で申し訳ないのですが「うたぐみ」金曜日が終了し、「笑い飯の金曜お楽しみアワー」になるそうです。小藪さんの真裏ですね(笑)笑い飯さん「テレビジョン」のイマ旬芸人にも選ばれているので、今年こそ「M-1」獲ってほしいです。
J-WAVEがニッポン放送と並んで聴取率2位だったそうです。ニッポン放送、夏改編大失敗でしたね(笑)せっかく「オールナイトニッポン」が黄金期なのに。

テンパさんコメントありがとうございます。
えらく昔の記事へのコメントですね。金曜日芸人バラエティーになるんだ。へえ〜。ちょっと聞いてみたいですね。誰かとやるのかなあ?笑い飯さん単独だと個人的には少々どうかな?って感じはするんですけどねえ。小藪さんの裏とは皮肉なものですね。
「うたぐみ」はいい芸人さん入れたら格段に面白くなると思うんですけどね。「サウンドキングダム」に戻っちゃうけど。

まあ、ニッポン放送の夏の改編が失敗かどうかは解りませんが、数字がそう出ているのであれば、そう言われても仕方ないですね。個人的にはあれは攻めの改編じゃないと思うのでやむ無しかな。よっぽど思い切ったパーソナリティを起用しないとTBSラジオの牙城は崩せないんじゃないかなと思います。

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