12万部!! ナインティナインのオールナイトニッ本
10日深夜のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」は番組本“ナインティナインのオールナイトニッ本 ナインティナインのオールナイトニッポン スキャンダル事件史 少年ナイフ”スペシャルという趣の放送でした。先行発売イベントも無事1,000人集まって盛況だったようで、ナイナイさんの話を聞いていると楽しいイベントだったようですね。私もラジオの公開イベントは何回か参加したことがありますが、リスナーが集まっているイベントは楽しいんですよね。
ラジオ番組のイベントだからリスナーが集まるのは当たり前なんじゃ?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、案外そうでもないこともあるんですよね。今回のナイナイさんのイベントみたいに人数限定とかだとヘビーリスナーがこぞって集まるんでしょうけど、ラジオまつりのような通りすがりの人でも参加出来るようなイベントだと、タレントさんが出演しているということで集まってこられる方も大勢いらっしゃっることも多いです。そういう状況だと、パーソナリティさんが番組内でのネタとか話題になってることとかをしゃべってくれても、イマイチ笑いどころが合わないというか、通じていなかったりします。“坪倉大臣”的な盛り上がりが生まれないんですよね。番組リスナーとして参加してる者としては「あれっ?」って感じになります。
逆に番組リスナーがたくさん集まっている時には今回のイベントのように細かい番組ネタとかでドッカンドッカン湧くので非常に楽しいイベントになります。
番組本は、すでに12万部売れて増刷がかかっているらしいですが、私も1冊購入させていただきました。感想は、
「濃いなあ」
って感じですね。
番組本っていうと少し小さめで厚めの本を想像していたのですが、雑誌的な体裁だったんですね。珍しいなと思いました。中身をさらっと読むとライトリスナーの私には解らないことだらけ(苦笑)でも最初から聞き続けているヘビーリスナーなら、たまらないんだろうなと思います。こういう番組本はそれでいいと思います。こういうのはヘビーリスナーが満足する内容であってほしいとこです。
CDも少し聞きましたが、岡村さんも矢部さんも声が若いですね。こういう昔の音源を付けてくれるのは、CDだと音もきれいですしリスナーとしては嬉しいんですよね。
とん汁師匠さんの特集も、この番組の番組本らしいなと思いました。特定のハガキ職人さんを追いかける特集ってあんまり無いと思います。
ナイナイさんのオールナイトを初めて聞いたのはいつ頃だったか忘れていましたが、昔、ナイナイさんのオールナイトってあんまり好きじゃなかったんですよね。
私には世間的に人気があるのにあんまり個人的に好きじゃない3大オールナイトニッポンというのがあります。それは
・ビートたけしのオールナイトニッポン
・とんねるずのオールナイトニッポン
そして
・ナインティナインのオールナイトニッポン
の3つのオールナイトニッポンです。
個人的に共通して思っているのは、キツい芸能人イジリが多い事、テレビ等の裏話的な話題が多い事、そして内輪ウケ的な話が多い事です。裏を返せばそれが深夜ラジオの魅力ってなもんなんですが、たまたま聞いたリスナーが入り辛い雰囲気があるように思えたんですよね。そして、オールナイト2部時代の伊集院さんみたいに“ラジオの為に用意した話”じゃなくて“テレビのおこぼれの話”でウケてる印象がちょっとありました。まあ、ほぼナイナイさんのオールナイトを毎週聴くようになった今では「ナインティナインのオールナイトニッポン」に対してはそんな事は感じなくなりましたが。すっかり内輪側に入ってしまったのかもしれません。
10日の放送を聴いていて、やっぱりこの番組は厚みを感じるなあと思わずにはいられませんでした。重ねた年月の重みもそうですし、リスナーとの絆みたいなものも、伊達にオールナイトニッポン歴代最長番組な訳じゃないなって感じですね。
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