知らなかった・・・「mamiのRADIかるコミュニケーション」終わってたんだ・・・

何気に「RADIコミ」って今どうなってるんだろう？と思ってネットで調べてみると、キー局であった東海ラジオのタイムテーブルに番組名がありませんでした。「ひょっとして・・・」と思いネットで調べてみると10月4日の放送で終わっていたんですね・・・知りませんでした。

「RADIコミ」、正式名称「mamiのRADIかるコミュニケーション」はトークジョッキー小森まなみさんとミンキーヤスさんがパーソナリティの俗に言う“アニラジ”のジャンルにくくられる番組で、25年という「ありがとう浜村淳です」や「おはようパーソナリティ道上洋三です」、「大沢悠里のゆうゆうワイド」並みの長きに渡って放送されていた長寿番組でした。

昔はラジオ大阪でも放送されていて、当時子供で今で言うアニオタだった私は番組を聞いていました。東京に小森まなみという人気パーソナリティがいるという話は風の噂で聞いていましたが、その声を実際に聞いて「なんてかわいい声なんだ」と子供心に驚愕したものでした。
時は経ち、私の興味がアニメから別のものに移り、ラジオにおいても「ヤングタウン」や「オールナイトニッポン」などの夜枠の基幹ワイドバラエティに興味が移り、しだいに「RADIコミ」は聞かなくなりました。

この小森まなみさんというパーソナリティさんは、ネットなんかを眺めていますと、ファンも熱いが批判も熱いというタイプのパーソナリティさんで、番組の中で、よくリスナーさんの悩み相談や独白的なものも取り上げていらっしゃって、「辛かったんだね・・・」とお便りに涙されることも多かったのですが、それがファンの方にとっては“優しさ”で、アンチの方にとっては“偽善”と捉えられる感じでした。
個人的にはどうかというと、私はどちらかといえば肯定的でした。自分に対してリスナーが弱みを見せてくればパーソナリティとして優しい言葉もかけたくなるでしょうし、リスナーからの辛いというお便りに、一緒に涙するパーソナリティもいていいんじゃないかと思います。“トークジョッキー”という言葉は小森まなみさんの造語だと思いますが、そういうところにも彼女のラジオパーソナリティとしての心意気を感じます。
ただ、下ネタ・アホ話のバカラジオが大好きな私からすると、チョコレートパフェに砂糖をかけたような超甘いタッチの放送は、ヌルいと言われればヌルいなあという感じで、毎週聞くかと言われれば聞かないなあという感じではありました。それでも続いていることに一種の安堵感を感じる・・・そんな存在の番組でした。
ラジオが好きといっても私も日本全国のラジオ局をチェックしている訳じゃありませんが、普通の人よりはラジオに関してはアンテナ張ってるつもりなのに、アニラジとはいえ25年も続いていた番組の終了が引っかかってこないとはなあ・・・そういう番組になってしまっていたということなのか・・・っていう感じですね。なにやら7月には発表されていたらしいですが。昔から危ないとは言われていましたが、噂ではスポンサーが付かなくなったというのが番組終了の一番の理由のようですね。ほとんど聞いていなかった番組とはいえ、また一つ歴史ある番組が無くなるというのは残念です。

ただ、番組聞いてないヤツに文句がましいことを言う資格は無いのかもしれませんが、番組公式ホームページには終了告知も無いし、小森まなみさんの公式ホームページにも番組継続中みたいな感じでまだレギュラーとして掲載されているし、それなのに25周年記念CD販売の宣伝だけは大きく出てるし、小森まなみさんのパーソナリティとしての姿勢には理解していたけど、ちょっとこういう対応には疑問だなあ。