褒めて終われない人
5日深夜のTBSラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴いていると、オープニングでフラワーカンパニーズさんの「深夜高速」という曲がすごく良くて泣けて・・・という話をされていました。が、最後の方はなんかよく解らない話になっていました(笑)しかしホント伊集院さんは普通に褒めて終われない人ですねえ。
それにしても“てめえの曲を手淫のようにかける”ってのはすごい表現ですね。まあ自分の番組で自分の曲かけるのは当然の宣伝活動ですからねえ。私は好きで聴いている番組のパーソナリティの曲なら、ラジオで楽しませてもらっていますし、番組で手淫のように流れても謹んで聞かせていただきますし、いいなと思ったらCD買わせていただきます。
まあ、そういう伊集院さんも手淫のように自分の本の宣伝してますしね。
で、番組放送中にその「深夜高速」が流れたのですが、いい曲だとは思いましたが、私は泣けるまではいきませんでした。伊集院さんより心が汚れてるんでしょうかね。まあ、朝の通勤ラッシュの満員電車の中で聴いてたせいもあるかもしれません。
まあ、そういう話を聞きながら、伊集院さんのトークっていうのは、どこからその発想が出てくるのかと思うような妄想的発想から展開されるトークと、誰しもがすこし心に思いながらも胸の内に秘めて口に出せないことを言葉として発してしまう(他人にこの曲がいいよと言われて素直に認めるとなんか負けた気になるとか)、甚だしい“ないない”と深層心理的な“あるある”が同居しているところが独特で面白いのかもしれないなと、ふと思いました。
伊集院さんの「大沢悠里のゆうゆうワイド」出演時のエピソードも語られていましたが、リスナーとしては笑いながらお気楽に聴いているだけなのですが、お昼の“龍”と深夜の“虎”の2人の熟練パーソナリティ同士の静かなる読み合い、せめぎ合いがあるんですねえ。
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» 大沢悠里のゆうゆうワイド(TBSラジオ、2009年10月2日(金)8:30−13:00) [ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!]
○「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ、2009年10月2日(金)8:30 [続きを読む]
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