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2010年1月11日 (月)

聴取率を女子中学生が牽引?

いつも読ませていただいているMasaruSさんのブログ「ラジオ批評ブログーー僕のラジオに手を出すな!」を見ますと、MSN産経ニュースの記事を取り上げていらっしゃいました(ブログの内容はこちら)。本当にMasaruSさんはラジオに関しての事柄を幅広く様々な見方から取り上げていらっしゃるなと思います。

その記事を読んでみて、うなづける部分と、どうかな?と思う部分の両方があります。

大まかに言いますと、低迷を続けていた学生リスナーの聴取率が少し上向きになっていて、とりわけ女子中学生がその上昇を牽引しているというような話なのですが、私は統計には詳しくないのですが、MasaruSさんのご指摘もありましたが、どうもビデオリサーチの調査にはどうなんだろう?と思うところが正直あります。偶然によって抽出サンプルに偏りが出そうな気もするんですよね。

ラジオというメディアは職種等によって、ものすごく聞く聞かないの差が激しいメディアだと思うんですよね。ドライバーの方や商店・小規模工場の方中心になれば聴取率が上昇するような気がしますし、半面、内勤のサラリーマン中心となればゼロに近い数値になるような気もします。ビデオリサーチも商売として調査しているのですから、その辺りは偏り無きようにやっていらっしゃるんでしょうけど、テレビのような機械式の調査では無いはずなので、どんなもんなのでしょう?っていう感じは少々するんですよね。

現場の制作スタッフの感覚的にも女子中学生が多くなっているというお話がありますが、メールの数等を見ていての実感なんでしょうけど、TBSの安住アナがおっしゃるところのハッスル係数(聞くだけでは無くメールを送る等のアクションを起こすリスナーの係数)を考えると、中高生あたりは携帯電話系ツールへの敷居の低さもあって結構高そうなので、目立つだけで多くのサイレントリスナーからすれば少数なのかもしれません。また、現場の立場からすれば自分たちの働きの成果に対してはちょっとしたことでもアピールしたくなりますので、今風に言うところの話を盛ってるところもあるかもしれません。

とはいえ、中学生くらいの女子の好きなタレントさんへの情熱というのは確かにすごいモノがあるとも思うんですよね。あのパワーは聴取率を押し上げる可能性はあるのかも?とも思います。公録なんかを見に行きましても男性のファンより女性のファンの方が遥かにパワーがあると感じます。数年前のL'Arc〜en〜Cielのtetsuyaさんの出たMBSラジオのイベントなんかの時は夏だったので周りを肌露出しまくりの中高生を含む若い女子に囲まれ、tetsuyaさんがステージに現れるや、私は波間に漂う枯れ葉のごとく後ろからのプレッシャーになすがままに客席中央から最前列付近まで押し出されました。そりゃ凄いもんでした。

女子ファン比率がそんなに高く無い芸人さんのラジオを中心に聞いていらっしゃる場合ピンとこないかもしれないのですが、ニッポン放送の「KAT-TUNスタイル」や「亀梨和也のKス・バイ・Kス」、「城田優のオールナイトニッポン」や「吉岡聖恵のオールナイトニッポン」、「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”」などの番組を聞くと中高生を含めて女性リスナーのメール等が非常に多いと感じます。個人的には深夜放送=男性リスナーという固定観念もあるのですが、プログラムを幅広く見れば女性リスナーも相当いらっしゃる可能性はあるんですよね。全体が低調な時に非常にアクティブな層があれば、その動きが突出して見えると思います。

またラジオはテレビよりタレントさんがリラックスして話す傾向もありますので、ラジオならではの話なんかもあったり、テレビやライブなどの裏話をラジオで語ることもありますのでファンの方々にとっては非常に聞いていて楽しいと思います。だから女子中高生に人気のパーソナリティを多く起用している場合、その聴取率が上がる可能性はあるのではないかと思います。

地域民全数にリサーチをかけることは出来ないので真実は?ですが、何にしても若年層の聴取率が上昇するのはいいことだと思います。それが実数を繁栄しているかどうかは別として、ビデオリサーチのような外部調査の結果は放送局内の評価やスポンサーのラジオへの広告媒体としての評価に影響を与えるんじゃないかと思います。セールスの一つのネタにもなりますし。若年層の聴取率が上がる事で、深夜に勢いのある若い人向けの番組が増えるのは私は良い事だと思うんですよね。そこからラジオへ慣れてもらって、リスナーの年齢上昇に伴い、朝や昼の番組へ聴取が広がっていけば良い循環が生まれますから。
男目線からいいますと、女性人気が非常に高い番組はあまり面白く無い傾向があるというリスクもあるんですけど、まあ、その辺はパーソナリティの技量や番組の方向性もあるので、「魂ラジ」みたいに女性に人気で面白い番組を放送局には作っていってもらいたいとこですね。そして女子中高生リスナーには、ファンのパーソナリティの番組をきっかけに、前後の番組とか聞いてもらって、ラジオの楽しさを知ってもらってラジオの聴取習慣が定着していただければいいなと思います。

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コメント

その記事、私も読みました。
そういうことから推測すると「オールナイトニッポンR」の芸人4組の中から次のパーソナリティを選ぶっていう企画ははんにゃさんで決まりですか?
ロッチさんの放送、途中まで聴いてましたが最初からはんにゃさんの名前に二重丸ついてるって・・・。

ま、金田さんはオールナイトファンですし。

ぷりんさんコメントありがとうございます。
ロッチさんの放送、途中まで聴いてましたというのは寝てしまったからですか?私も途中まで聞きました。失礼ではありますが、途中まで聞いてもういいかと思って止めました。もちろん一概には言えないのですが個人的に若手芸人さんのラジオってあんまり好みに合わないケースも多いんですよね。でもキャリア重ねないと上手くもならないし頑張ってほしいです。

出来レースかどうかは解りませんが、本命はんにゃさん、対抗フルーツポンチさんって感じでしょうか?芸人さんのラジオを聞いていると、はんにゃさんの人気はすごいとかいう話ですからねえ。
金田さんはオールナイトファンっていうかナイナイさんのオールナイトのファンじゃないんですかね?城田優さんのオールナイトに、はんにゃさんは何回か出演されていますが、慣れもあるんでしょうけど、個人的にはラジオトークは城田さんの方が上手いんじゃないかな?と思います。自分たちの冠番組でどんな放送を聞かせてくれるのでしょうか?

私が聴いてる四国放送では「オールナイトニッポンR」は土曜日のみ、しかも3時から4時までの1時間しかやってないんです~。わざわざ3時に目覚ましかけて起きたんですけど。
実はロッチのファン・・・。でもあの日の放送はロッチの良さは出てなかったなぁ。

 アルバイトで中高生にごくたまにラジオについて聞くことがあるのですが、あまり聞いている印象はないです。とはいえ若年層(自分がこの言葉を使うことになるとは)にラジオチューニングの機会が増えるのはまあいいことでしょう。むしろ問題なのは現在の若手といわれる面々(芸人、アイドル、アナウンサーなどなど)にリスニング経験がない人が多いことが問題かと(聞いたことがある、というレベルならいるでしょうが)。それがいい面に向かうこともありますがはっきりいってまれ。ラジオといえばFMしか聞いたことのない人もいて。好きな芸能人の情報収集のみになってしまうと結局同じかなと。次世代を考えると、安易にターゲットをそこに絞ると後々にさらに強いしっぺ返しをくらいそうな気もします。

ぷりんさんコメントありがとうございます。
ぷりんさんロッチさんのファンだったんですか・・・わざわざ3時に起きてまで聞いたんですか!?それなのに否定的意見ですみません。
本当に、はんにゃさんに勝てないと思うんだったらもっとブチ切れた放送したらいいのに。あと2回捨て身の放送を期待しますね。無難の総当たり戦だったら人気で勝負が決まるんじゃないでしょうか。

「オールナイトニッポンR」って不思議な番組で、キー局のニッポン放送でも4時半までなんですよね。一部の地域除く地方局の方が最後まで聞けるみたいですね。

TAさんコメントありがとうございます。
まあ、ラジオ聞いている中高生は少ないんじゃないかなとは思います。私が中高生の頃と環境が全然違いますからね。
おっしゃるようにラジオとの接触機会が増えるのは絶対良い事だと思うんですよね。ラジオ低迷の原因は接触機会の減少がいちばん大きいと思うんですよ。面白い面白く無い以前に聞いた事が無いというのも多いと思うんですよね。

個人的には好きな芸能人の情報収集のみであっても、ある程度は若い層を狙ってほしいと思います。たまたまラジオ付けっぱなしで聞いた芸人さんのラジオが面白くて聞くようになるとかもあるじゃないですか。私は逆に目先の聴取率でAMラジオが中高年にターゲットを絞る方が怖いと思っています。今の中高年は昔の深夜放送ブームとかの名残でAMを聞くと思いますが、今の二十代が昔の名残で中高年になって聞くとしたら大半がFMに流れるような気がするんですよね。
個人的に思うに最善なのは福山雅治さんのようなしゃべれる人気者にパーソナリティをやってもらうことですね。結局それが局的にもリスナー的にも一番いいと思います。でもまあ、それが難しいんでしょうけど。

確かにパーソナリティはラジオが好きな人とか昔聞いていた人の方が良いとは思います。オードリーさんでも若林さんより春日さんの方がラジオのノリを考えていらっしゃるような気がします。
でも、やってみてラジオの楽しさに気付くっていうのもいいと思いますよ。アイドルパーソナリティなんかはそういうパターンもあると思いますね。やる気は無いわ楽しそうでもないわっていうパーソナリティは聞いているのも辛いですね。

先日、ローソンに行きますと、スクール・オブ・ロックのグッズ(クリアファイル)が並んでおり、大変驚きました。

この番組が人気が高い、という話は知っておりましたが、番組グッズが販売される勢いとは知りませんでした・・・。

とくながたかのりさんコメントありがとうございます。
タイアップ企画みたいなもんなんじゃないですか?こんど「おはパソ」でもカレーが販売されるんでしょ?
「SCHOOL OF LOCK!」一度聞いた事がありますが、若い勢い感じる番組ですね。FMならではみたいな感じもしましたが、ああいう勢い良いと思います。

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