ラジオのちから!〜ラジオショッピング20周年記念スペシャル〜
11日の午前11時から「ラジオのちから!〜ラジオショッピング20周年記念スペシャル〜」という特別番組がジャパネットたかた提供で放送されていました。TBSラジオをキーステーションとして全国ネットで同時放送ということですが、ニッポン放送では放送が無かったようなのでJRNのネットワークでの放送ということだったのでしょうか。
メインパーソナリティは小島慶子さん。現段階でのTBSラジオのエースということでの登場なのでしょうか。大沢悠里さんでも良かったんでしょうけど(他のラジオショッピングやってるか?)、個人的には小島さんメインがいいですね。出演者多数でしたが、基本的には松尾貴史さんと高田明社長、他に浜村淳さん、つボイノリオさん、青山高治さんなど各地の有名パーソナリティの方々が出演されて、“ラジオのちから”について話されていました。こういう番組を提供してくださるとはラジオ好きとしてジャパネットたかた様に感謝です。松尾貴史さんのお話は聞いていた番組が共通している気がして、おもわずニヤリとなりました(笑)。
高田社長からラジオは心が通じるメディアっていう話がありましたが、よくそんなことが言われますが、私は少しニュアンスが違うと思います。パーソナリティが比較的心を隠さずしゃべってくれるメディアだと思うんですね。だから心が通じたような印象を受けるんだと思います。ラジオでもパーソナリティがしゃべれないことはあるでしょうし、聞いてる方も結局はマスメディアなので一方通行なのは否めないので。でもテレビよりは繋がった感があるのは異論ないです。
よくラジオでパーソナリティが言う事なんですけど、ラジオのスタジオにカメラが入ると緊張するらしいです。TVで写るとなると出演者はかなり意識するらしいですね。世間の目を意識するのが薄れる分だけ、ラジオではその人の素の面白さが出易くなるんじゃないかなと思ったりします。
高田社長の話によると、ラジオショッピングでは返品が少ないらしいです。商品が見えないから画像でのイメージと違うというのが少ないからというお話でしたが、個人的には違う理由もあるんじゃないかな?と思います。私はリスナーがパーソナリティ及び番組を信頼してるからじゃないかなと思います。あの人が薦めてたんだから、ちょっとイメージ違うけどいいやって気になるような気がするんですけど、そうでもないかな?
コメントでABCラジオの道上洋三さんが30周年記念の大阪城ホールの1万人の六甲おろしの公開放送の話をされていましたが、私も参加したのですが、パーソナリティの道上さんと秋吉英美さんにホールが埋まらなくて恥はかかせられないなと思って参加しました。私1人行ったところで変わんないんですが、大阪有数のキャパシティの会場でしたので、これは行かねばと思いました。結果は放送が始まる前にもう入れないので来ないでくださいという告知が直前の番組で流れる程の人が集まりました。朝の6時の話です。私は車で行きましたが4時過ぎで駐車場はほぼ埋まっていました。始発電車がラッシュになっていたそうです。私と同じように考えたリスナーさんも多かったのかもしれませんね。朝の6時半から呼ぶ方も阿呆ですけど、朝の5時に1万人以上集まるリスナーも阿呆だと思いました(笑)。ラジオのパワーを感じましたね。
浜村淳さんが出演されていましたが、あいかわらず流れるようなおしゃべりですね。ラジオは説得のメディアであり想像のメディアであるというお話がありましたが、それはそうだとも思いますが、私は感覚のメディアでもあると思うんですよね、五感の中で聴覚だけを利用するラジオは情報がシンプルで少ない分、より言葉が脳にダイレクトに届くような感覚があります。
しかし、浜村さんしゃべり過ぎじゃないでしょうか(笑)小島さんですら言葉が挟めなかったような気がします(あえて挟まなかったかもしれませんが)。
つボイノリオさんはあいかわらず午前の番組でも下ネタ挟んでるんですね(笑)。名古屋の放送は数回しか聞いた事がありませんが、私はつボイさんの深夜放送KBS京都の「ハイヤング京都水曜日」で下ネタ知識を叩き込まれたものです。そういえばTBSラジオ「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」の「モテない替え歌」はハイ水の「音楽実技」に通じるモノがありますね。
RCC中国放送の「秘密の音園」の青山アナが出演されていましたが、ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティー賞受賞者の番組ということで噂には聞いていましたが、「秘密の音園」は聞いた事が無くて、オープニングを初めて聞いたのですが、なかなかイキのいい雰囲気ですね。こういう若者向けのローカル深夜放送が人気あると聞くと嬉しくなりますね。個人的には各地方局に夜は中高年相手の番組じゃなくて、こういう番組やってほしいんですよね。
リスナーさんがラジオを聞くのにミニコンポの説明書読みながら30分かかったという話がありましたが、そういう時代なんですね。
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ジャパネットのスペシャル番組で
あまり期待してなかったのですが、
おもしろかったですね。
実は、今回このスペシャルで
すごいコトが関西でおきてたんですね。
ABCから、ありがとうのテーマが
MBSから、おはパソのテーマが。
(当たり前ですが、TBSでは両方聞けた)
特番以来じゃないでしょうか。
高田社長の力を思い知らされました(笑)
僕は、高田社長の言葉が一番好きでした。
「ラジオが『弱い』って思う時点で負け。ジャパネットでのラジオの売上は4%。でもラジオが終わったら、ジャパネットは終わる」
投稿: 通りすがり@関西人 | 2010年9月12日 (日) 20時50分
管理人さん、大変ご無沙汰しています。
このラジオショッピング特番が大阪地区で2局同時ネットだったのかの理由ですが、
実は大阪地区の場合、JRN(TBSラジオキーステーションのネットワーク)・NRN(文化放送・ニッポン放送キーステーションのネットワーク)が複雑に入り組んでいるからです。
JRNの場合、TBSラジオからの制作音源がABCラジオ・MBSラジオにそのまま流れるのではなく、一旦大阪市浪速区にある中継回線所を経由して、ABCラジオかMBSラジオのどちらに流されるようになっているのです。(しかし、実際の所、朝のニュースの時間はネットされず、8時の旧トヨタ自動車提供枠は企画ネット、昼のニュースも未ネット、「日本列島ほっと通信」はABCラジオ、平日夕方のトヨタ自動車提供枠はABCラジオ、夕方の全国ネットニュース枠はMBSラジオからの企画ネット、夜のニュースワイドもMBSラジオは取材協力のみで、MBSラジオは野球枠の終了直後に自社制作でのワイド番組を放送と、平日深夜の「JUNK」がABCラジオにネットされているのみと生放送のワイドは自社制作&関西ローカルの対応ばかりです。録音番組ではTBSからのネット番組もありますが・・・。)どちらかというと、NRN発の番組も少なく、大阪地区の場合ラジオ大阪やラジオ関西を経由してネットされる番組が多いようです。もう少し在阪のラジオ局は在京のラジオ局とかつてのように仲良くしてほしいところですが・・・・・。管理人さんはどう思いますか?
今回はこれにて・・・・。
投稿: 大阪地区のJRN・NRNは複雑に入り組んでいる・・・・。 | 2010年9月16日 (木) 10時09分
通りすがり@関西人さんコメントありがとうございます。
出演者を聞いていたので興味深くはあったのですが、本当に期待以上に面白かったですね。
ラジオに思い入れのあるスポンサー様はありがたいですね。今度ジャパネットで何か買ってみようかなとちょっと思いました。これだけラジオ聞いていて、一回もラジオショッピングで物買ったことないんですよね(苦笑)。
投稿: 河内の政 | 2010年9月18日 (土) 21時13分
大阪地区のJRN・NRNは複雑に入り組んでいる・・・・。さんコメントありがとうございます。
お詳しいですね。関係者の方ですか?
個人的には昔のように面白い番組が制作出来るなら東京からのネット受けは在阪局はやらなくていいと思っています。今は私は東京住まいで、東京のラジオの面白さは理解していますが、個人的には独特の聴き味のある大阪ローカルの番組が好きです。そういう大阪ラジオ文化を大事にして欲しいです。今は夜枠が壊滅的になり、ほとんどキー局の混合放送みたいになってしまっているのが残念です。
とはいえ、面白いタレントパーソナリティをザクザク切りにかかっている今のABCラジオやMBSラジオならば、番組ファンの方には申し訳ないですが、「こんちはコンちゃん」流すんだったら「キラ☆キラ」流した方が面白いと思います。
投稿: 河内の政 | 2010年9月18日 (土) 21時26分