ラジオがなくなる日 〜ラジオが生き残るためにすべきこと〜
文化放送の年末特番で「ラジオがなくなる日 〜ラジオが生き残るためにすべきこと〜」という番組が放送されました。パーソナリティはカンニング竹山さんと藤田志穂さん。竹山さんは文化放送でもラジオを担当されていたそうですし、今も「Dig」を担当されていますのでラジオには関わりの深い方ですし、藤田志穂さんもMBSラジオで長く番組をやっていたので、ラジオの魅力はよくご存知だと思います。今回の番組の中の発言でも「イマドキッ」シリーズでの経験から出た話かな?と思うところがありました。ギャル社長で有名なルックスはかわいい女の子っていう感じの方ですが、個人的にはラジオにおいてはしゃべれるパーソナリティという認識です。
なかなかショッキングなタイトルなのですが、竹山さんの話はなるほどなって感じだったのですが、1時間半の番組の割にはネット局の時間の関係でブチブチ切れた感じになって、ちょっと話題が散漫な感じがしました。まあ、解ったのはリスナーさんのメールから、10代にはラジオはあんまり聞かれていないってことですね。話には聞いていましたが、想像以上に聞かれていないようですね。
田原総一朗さんや広告代理店関係の方の話がありましたが、コンプライアンスを考えるあまり無難になっているという話などは解るのですが、イマイチどうかな?って感じの話だったような気がします。個人的に一番納得したのは森永卓郎さんのお話。ネットとの更なる協調とニコニコ動画を例にしての有料会員制の導入の提案など、個人的に納得出来る感じでした。
この手の企画の特番が最近は多いのですが、もう少し踏み込んだ話は出来ないものなのかなと思ったりします。ラジオ受信機の出荷台数がどれくらい減ったのかとか、「セイヤング」のハガキ数と「レコメン」のメール数の差とか、モロに聴取率がどのくらい代わったとか、広告料がいくらくらいなのかという数字的な話も入れてほしいなと思います。感覚論もリスナー的には共感出来て楽しいんですけどね。
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